埼玉県川越市を散策しました【2024/6/27】

蔵造りの町並み 散策
蔵造りの町並み

ご訪問頂きありがとうございます。陰☆キャ太郎です。今回は埼玉の誇る観光エリア「小江戸」川越を歩いて周りました。私事ではありますが6月より新しいプロジェクトにアサインされました。新たな職場で心機一転がんばるぞいと思った矢先、同じチームの先輩社員が地獄のような人でした。人間関係が嫌になって有給休暇をとり、現実逃避のお散歩です。という暗めな背景を持ちつつ参りましょう。
↓今回の散策は以下のように動画でもまとめております。併せて視聴いただけますと幸いです。

川越駅から歩くこと20分。「川越大師 喜多院」へやってきました。830年に創建された非常に歴史ある寺院。御年1194歳のでえでえでえベテランです。戦で度々炎上と復興を繰り返しており、1638年の大火災ではほとんどの建物が消失。この火災の後に徳川家光公の命により復興が行われるのですが、その際に江戸城の施設の一部を移築しています。江戸城は後に消失しており、今では城を知るための貴重な手掛かりとなっているのです。

喜多院の五百羅漢。仏陀に付き添った500人の弟子の姿をかたどった像がずらりと並びます。いやー圧巻ですね。五百羅漢は日本の至る所で見ることができるのですが、こちらは「日本三大五百羅漢」に数えられているそうです(選定基準は謎ですが、年代や文化的背景などが考慮されているんだとか)。様々な表情の羅漢様。深夜に頭をなでると1体だけ温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似ている、なんていう言い伝えもあるそうです。

続いてやってきたのは川越城跡。徳川家の重臣が代々城主を務めてきた由緒あるお城…の跡地です。本丸御殿(1枚目)が現存する貴重な2つのお城の一角を担っています(もう一つは高知城です)。テレビドラマ「JIN-仁」の撮影に使われたこともあります。

敷地内の「三芳野神社」へ。平安時代創建のこちらの神社、元々は別の場所にありましたが川越城の建築に伴い城内に移築されました。なんでもこの神社、童謡「とおりゃんせ」発祥の地なんだとか。
茅の輪がかけられていました。ぐるぐる回って災厄を払っておきます。これで残り半年はハッピーに過ごせますね(?)。

川越城跡から歩くこと10分。「氷川神社」にやって来ました。家族関係にある五柱(柱は神様を数える単位)の神様を祀っていることから「夫婦円満・縁結びの神様」として信仰を集めています。夏ということでたくさんの風車や風鈴が飾られていました。暑さ対策ばっちりですね(?)。風鈴には願い事を書いた短冊が掛けられています。ちりんちりんと涼しげな音に想いを乗せてみてはいかがでしょうか。

ここいらでランチタイムにします。川越といえば鰻。周囲に海の無い川越ですが、代わりに水の奇麗な河川が多くありました。そこで人々は鰻をたんぱく源としていました。そんな川越には多くの鰻屋さんが軒を連ねています。訪れたのは「鰻 小日向(こひなた)」。安価で美味しい鰻を愉しむことができます。注文したのは白焼きと蒲焼が同時にいただける「相盛り重」。パリッと香ばしい香りが広がる白焼き、あっさり目のタレで仕上げた蒲焼き、どちらも美味しくいただきました。
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お昼を済ませたら大正ロマン通りをぶらぶら。かつてはアーケード街「川越銀座商店街」だったこの通り。老朽化によりアーケードを撤去後、「大正ロマン」をテーマにレトロな雰囲気が漂う通りへと変貌を遂げました。そんな通りに佇むカフェ「シマノコーヒー 大正館」で小休憩。大正時代を髣髴とさせる空間でメロンクリームソーダとプリンを喫食。お値段はどちらも700円。お値段はしっかり令和でした。
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食べログ

最後は蔵造りの家屋が立ち並ぶ通りをはじめ、周辺をのんびり散策して過ごしました。徳川将軍家から北の守りとして重要視された川越エリア。江戸との交流が盛んであったことが町の至る所から感じられます。夕方6時。川越のシンボル「時の鐘」(写真4枚目)の音が町に鳴り響くのを聞いて帰路につきました。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。職場で悩みを抱えていますが今後の身の振り方を見つめ直したいと思います。ではまた。

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