ご訪問いただきありがとうございます。ありがたいことにGWの休暇を10日もいただき、実家に帰省しておりました。ホワイト企業万歳。
私は高校卒業後2年間、浪人生活を送っていました。小倉北区は浪人生時代、予備校に通うために毎日毎日訪れたエリア。そんな小倉北区について個人的に思い入れのある食べ物とそうでもない食べ物をいくつかピックアップして紹介したいと思います。
私は30歳のおぢ。一日にいくつもの食べ物を摂取できるほどの胃袋はもう持ち合わせておりません。3日間かけてゆっくり散策を行いました。
今回の散策の様子は以下の動画にもまとめています。併せて視聴いただけますと幸いです↓
それでは参りましょう
最初に紹介するのは小倉駅から南に少し歩いたところにあるこちら「揚子江の豚まん」。1957年に創業し、北九州市民に長年愛され続ける老舗です。小倉駅前にも店を構えており、浪人生時代、夕方の予備校の休憩時間によく買いに行っていました。消費期限が近くなったり破れが生じたりすると「サービス豚まん」として安く売ってくれます(通常1コ250円→200円)。そんなサービス豚まんを2つ購入。近くの公園でゆっくりいただきます。
肉汁たっぷりで食べるときにはこぼさないように要注意です。一口頬張るとお肉と玉ねぎの旨味が口いっぱいにジュワりと広がります。これこれ、この味。
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続いて、さらに南に歩くと現れるこちらのラーメン店「ぎょらん亭」に立ち寄ります。こちらは高校時代大好きだったお店です。見た目にもこってりな味玉どろラーメンを注文。中央の背油をちゃっちゃと溶かしながらいただくアブラ三昧な一品。濃厚な見た目の「泡系スープ」はクリーミイで深みのある味わい。レンゲが止まりません。九州のラーメンと言えばやはり細麺。「カタ」でいただきます。濃厚なスープをしっかり絡めてずずずっ。至福のひと時です。
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ここからは二日目。まずは小倉の誇るB級グルメ「焼きうどん」を紹介します。現在は小倉井筒屋に店舗を構えるこちら「だるま堂」で誕生した食べ物です。戦後食糧難の時代、当時のだるま堂の店主が焼きそばを提供したくても麵が無く、うどん麺で代用したのが始まりとされています。元々こちらのお店は「鳥町食道街」の一角で営業していましたが、2024年1月3日の火災により一時休業。同年4月26日に小倉井筒屋で再スタートを切りました。と説明しておきながら訪れるのは初めてです。いただくのは焼きうどんの中央に生卵を乗せた「天窓」。柔らかいうどん麺に卵をしっかり絡めてマイルドにいただきます。ソースが濃すぎず出汁がほんのり聞いたやさしい味わいです。
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続いては1950年創業、八幡西区に本店を構えるパン屋さん「シロヤベーカリー」でスイーツを喫食。浪人時代、何度か足を踏み入れました。こちらの看板商品はふわっとした見た目が可愛らしい「オムレット」。ほろっとした軽い生地にくちどけの良いクリームがふわり。ラム酒がほんのり香る優しい味わいです。もう一つの看板メニューに「サニーパン」があります。油断するとこぼれ落ちるほど練乳がたっぷり入った人気商品なのですが、私は練乳が苦手なので購入せず。気になる方は調べてみてください。
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ここからは最終日。最後に紹介するのはラーメン「永楽」。浪人生時代、夕食で良く通っていました。このご時世にも関わらずラーメンが500円で食べられる神店舗です。麺1.7倍の「学生ラーメン」は学生でなくても普通に注文できます。このエリアの予備校生が考案したため学生ラーメンと名付けられたそうです(諸説あります)。ラーメンと餃子のセットを注文。王道の「こういうのでいいんだよ」豚骨ラーメン。チャーシューもちゃんと入っています。透き通った豚骨スープはくどすぎず丁度良い味わい。麺はやはり「カタ」でいただきます。パリッと焼けた餃子も良い感じ。うまい~。
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いかがでしたでしょうか。福岡の食べ物といえば福岡市のものに焦点が当たりがちですが、北九州市にも美味いものはたくさんあります。博多-小倉間は新幹線でわずか15分。福岡市に遊びに来た際には「ついでに」で北九州市をふらりと訪問してみるのも良いかもしれません。
今回の散策は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。